プロフィール
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Author:すえぴ~
山口県内を東奔西走。 「しゅうなんエフエム」のパーソナリティすえぴ~です。 この度、ラジオとリンクしたアルバムブログをスタート! 取材の合間や私生活で撮りためた画像をUPします。 番組内でブログに寄せられたコメントをご紹介する事も?
しゅうなんエフエムのHPは http://www.fms784.co.jp/ 番組への直接のメッセージは studio@fms784.co.jp まで♪
尚、ここへのコメント及び画像は管理人の承諾の上での公開とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
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みんなで防災in周南まちなか |
東日本大震災発生から1年後の2012年3月11日。 周南市の徳山商店街で「みんなで防災in周南まちなか」が開催されました。 「まちなか」で今回のような本格的な防災イベントを行うのは周南市では初めての試みです。 参加者は楽しみながら防災について学びました。
 午前9時過ぎ、関係団体がイベントの準備を進めています。 写真右手の青いテントが緊急災害対策本部です。
 イベントは10時から始まり時刻は10時10分、商店街内に地震の発生を知らせる放送が流れました。 サイレンを聞いた商店街のみなさんが駅前ロータリー前の緊急避難所に移動しています。
 時を同じくして、しゅうなんエフエムでも「緊急割込み装置」を使った緊急放送を実施。 大規模災害発生時、通常放送に割り込む形で市からのお知らせが入るシステムです。 写真奥の電話で話をしている人は、緊急放送をアナウンスしている周南市の職員です。
 避難訓練に続いて、今度は救出訓練です。 アーケードの上に避難した要救助者を救助する為、周南市消防本部のはしご車が到着しました。
 アーケードの上まではしごを伸ばし救助する方法と・・・
 ロープで体を固定して、要救助者を吊り下げる2つの方法での訓練です。
 ストレッチャーで救急車に乗せられて、搬送されていきました。
その他、会場内では防災士の活動展示ブースがありました。
 防災士とは職業ではなく資格のようなもので、減災を目的とした啓発活動を行っています。
 こちらは「防災すごろく」 子どもたちでも楽しく防災について学ぶことが出来ます。
 ブースの後ろには活動紹介のパネルの展示。
 震災発生後、ガレキが残る現地での配達の様子も知ることが出来ました。
 こちらは全国の防災士認証者数の分布図です。 都市部や大規模な地震が発生した地域では災害士の数は多いのですね。 しかし、山口県はまだ少ないと感じました。 ちなみに、災害士の多くは郵便局の職員さんだそうです。 地域のことに詳しい郵便局の職員さん。 災害発生時にそのノウハウを活かすことを目的に災害士の資格をとられるそうです。 今回も、周南市との災害協力協定の調印式が行われていました。
続いては「災害用伝言ダイヤル」体験コーナー
 伝言の録音と再生を市民の皆さんが体験していました。
 車両の上には赤色灯が装備されていて、緊急時には緊急車両として扱われます。
 今回は衛星を中継して松山の中継点に伝言を飛ばしていました。 伝言を預かる中継点は全国にいくつかあり、このような方法で伝言を預っています。 ちなみに、毎月1日と15日は災害用伝言ダイヤルを体験することが出来ます。 固定電話はもちろん、携帯電話でも利用できます。
そしてこちらは青空公園。
 「中央地区防災組織」による防災・避難訓練が行われていました。
 テントの中では骨折した要救助者を想定した応急処置体験です。
防災イベントの最後に、木村市長による挨拶です。
 今回の総評や、地域レベルで防災に取り組むことの重要性などについて話されていました。
 東日本大震災だけでなく、日本では昔から、大規模な地震が多く発生しています。 防災マニュアルやシステムを構築することは大切ですが、それで安心ということはありません。 災害発生時の一番大きな力は、やはり「人のちから」ではないでしょうか。 今回のような地域ぐるみでの防災訓練は行動の確認だけでなく、周りの人の存在を感じることが出来ました。
東日本大震災の復興支援の中で「絆」という言葉が多く使われました。 その背景には多くの「人」の存在があります。 地域ぐるみで防災訓練を行う一番大きな意義はそこではないでしょうか。 訓練だけでなく、日頃から地域の力を強めること。 いざというときの、とても大きな力になると僕は思います。 その重要性を感じた一日でした。
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